肩こりの最も多い原因は、姿勢の悪さや長時間のデスクワークなど、同じ筋肉ばかりを使い続ける事で筋肉が疲労を起こす事で生じると言われています。

外国ではあまり聞かない肩こりは、日本人にとっては成人の約8割以上が辛い自覚症状を抱えていると言われており、今や肩こりは国民病とも言われる程になりました。
日本人は、欧米人に比べて骨格が小さく筋力も弱いため、どうしても筋肉が疲労しやすいと言われています。

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肩こりの主な原因

 

肩こりは、日常生活の姿勢とも深く関係しています。

 

長時間のデスクワークなどで前傾姿勢が続くと、頭の重みの負荷が全て首にかかりますので、首や肩周辺の筋肉や血管、神経が圧迫され、肩こりの原因になります。

 

首や肩の筋肉が緊張し続けると、筋肉に乳酸という疲労物質が溜まり、筋肉の動きが鈍くなったり硬くなっていきます。

そうなると、血行が悪くなりますので、筋肉に十分な酸素や栄養分が行き届かなくなり、末梢神経や筋肉を傷付けてしまい、不快な痛みを引き起こす事になるのです。

 

そして、痛みが生じる事で余計に首や肩を動かさなくなるために、筋肉がますます血行不良をおこしてしまい、肩こりの症状を悪化させてしまう悪循環が起こるようになります。

 

特に猫背やなで肩の人は慢性的に首や肩の筋肉に負荷がかかりますので、肩こりを起こしやすいと言われています。

 

また、女性は男性に比べて首が細く筋力も弱いため、首に負担がかかりやすく肩がこりやすいと言われています。

 

体の水分不足も血液がドロドロになり、血流を悪くしてしまいますので、肩こりの原因になる場合があります。

 

過度な運動不足も血行不良の原因になりますので、普段から適度に体を動かす習慣を持つ事も大切です。